言葉の魔法使い

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「こじらせ文章」のつくりかた

言葉の魔法つかい 村田です。

世の中には「伝わりやすい文章」と
「伝わりにくい文章」があります。

といっても、「伝わりにくい文章」を
意図して作っている人は少ないはず。

つなり、何らかの理由で「伝わりにくい文章」は
うまれてしまっているのです。

僕はこれを「こじらせ文章」と呼んでいます。
この「こじらせ文章」の怖いところは
意図せずともこじれてしまうところ。

特にコンサルティングやコーチング、
士業などかたちのみえないサービス、
いわゆる無形商品を扱っている人にとっては
「こじらせ文章」は厄介な存在です。

商品のかたちがないので、言葉で伝えるしかないのに
その言葉がこんがらがっていては
お客さんは混乱するだけですから。

では、なぜ「こじらせ文章」が生まれてしまうかというと
原因は大きく分けて3つあると考えています。

原因1:そもそも認識がズレている
原因2:話の流れがバラバラ
原因3:要点を絞れていない

こじらせ文章をひも解いていくと
ほとんどの場合、この3つのどれかが原因です。

言い換えれば、この3つを意識的に避ければ
こじらせ文章はある程度回避できると思います。

では、この3つの原因について
少し詳しくお伝えしていきますね。

◇原因1:そもそも認識がズレている
これ、割とよく見かけます。

書き手と読み手の認識が致命的なレベルで
ズレているんです。
世間には「空気読め」といった言葉もありますが
空気を読んだくらいではカバーしきれないレベルのズレです。

たとえるなら、富士山の頂上と日本海溝の底で
キャッチボールをしようとしている感じです。
「ありえんやろ、それ」と思うなかれ。
結構見かけますよ。

さらに、こういった状況で「あれ」「それ」といった
指示代名詞を使うと大惨事に発展します。
「あれ」が指すものが決定的なレベルでかみ合っていないので
どちらか(あるいは両方)がものすごくストレスを感じます。

僕の経験上、会話のなかであれば確認を取ればすむのですが、
メールなどの場合は、もう収集がつかなくなります。
素直に電話して、背景や目的といった
基本から共有する以外に解決策はありません。
(メールだと途中で説明が面倒くさくなって
大抵あきらめてしまいます)

◇原因2:話の流れがバラバラ
これもよくあるこじらせ文章の典型です。
伝える側はきちんと順を追って話しているつもりでも
受け取る側は話が変わりすぎて全く理解できないパターンです。

情報を伝える側と受け取る側の
情報量の差が大きいときによく発生します。

たとえば、仕事で問題が発生したときに
部下が上司に報告するときなどです。

部下としては、どこで何が起こったのかを
きちんと説明しているつもりです。
でも、その話を聞いている上司からすれば、
情報量(話の枝葉)が多すぎて幹が見えなくなっているのです。

そして、部下は上司からこう言われます。
「つまり、どういうこと?」と。

情報の正確性を突き詰めようとする人が
やってしまう失敗です。
ちなみに、ぼくもやったことあります(割と常習犯でした)。

このケースでは、思い切って本筋ではない
枝葉の情報を切り捨てることでだいたい解決します。

◇原因3:要点を絞れていない
そもそも何を伝えるか決めずに
書きはじめたときによく発生します。
読み終わった時に「で?」となる文章ですね。

いろいろ情報は入っているけど、
結論や何を言いたいのか判らないパターンです。

最初にゴールを設定していないので、
書いているうちに迷走してしまうのです。
しかも、書いた側は意外と気がつかないことが多いです。

解決方法はシンプルで、
最初にゴールを決めるだけです。
たったこれだけですが、たいていの場合は解消できます。

いかがでしょうか。
たった3つですが、これらを意識することで
「こじらせ文章」はかなり減ります。

ほんのちょっとしたことで文章は変わるので
参考にしてみてもらえると幸いです~

【明日のむらた】

家の近くのスーパーにいたペッパー君が
撤去されていました。

滞在期間、わずか1か月。。。

 

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