言葉の魔法使い

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無益なものほど高く売れる

言葉の魔法つかい 村田です。

「無益なもの、欲しいですか?」

こう聞くと、ほとんどの人は「いらない」と
答えますよね。

当然と言えば、当然です。
「いや、いらないし」という声が聞こえてきそうです。

でも、ですね……
世の中は「無益」なものほど売れているという現実があります。

ここでちょっと「無益」の定義を明確にしておきますね。
ここでいう「無益」とは
「一見しただけでは価値のよく判らないもの」
「なくても困らないもの」
です。

例えば、
高いお酒
ゲーム
キレイな腕時計や調度品
美術品

他にもいろいろあると思います。

これをみて、
「ん~~~~???」
となりませんか。

どれも興味がない人にはイマイチ価値がわかりにくいものです。
そして、どれも結構高い。

これらのものは生きていくのに必須かと言われれば、
おそらくNoでしょう。
でも、欲しい人は欲しい。

ここがポイントで
一部の人は価値を認めるけど、
多くの人は興味がない。
だから、「一見すると価値がわかりにくい」。
これが「無益」なものです。

これに対して「有益」なものはどんなものがあるかというと
家電製品
食料品
などなど。

みんながその価値を認めるものです。
聞けばすぐに、
「あぁ、それは必要だよね」とわかるものと言ってもいいです

では、これらの有益なものの値段は高いかというと、
基本的に値段が下がる傾向にあります。
家電製品などは特にわかりやすいですよね。

何故、値段が下がるかというと、

有益=価値がわかりやすいから
みんなが投資して競い合います。

お客さんは欲しがっているから、
つくれば売れる。
だから、設備投資してでも作ろうとする。
でも、その結果、価格が下がっていく。

なんだかな~ですよね。

ちなみに、この「有益」「無益」の話は
吉本佳生 先生と阪本俊生 先生の
『禁欲と強欲』に詳しく書いてあります。

さて本題はここから。

「有益」なものは競争が激しくて価値が下がる。
それならば、「有益」なものを「無益」化できたら?
おそらく多くのケースにおいて高く売れます。

例えばキャラクター商品とかわかりやすいですよね。
食品や文房具にキャラクターがついた途端、
値段は大幅に上がります。

既存の商品とキャラクターの
コラボレーションキャンペーンなどはまさにそれですよね。

ちょっとした見せ方を変えるだけで
「欲しい」は創り出せるよい例かなと思います。

ポイントは本筋からちょっとずらすことと
感情的に優越性を演出することかと思います。

例えば、マスク。
機能性を言い出したらきりがありません。
最近は様々なメーカーが参入して
新しいマスクがでてきています。

これ自体は悪いことではないのですが、
小規模事業者がこのマーケットで
ちゃんと利益をとれるビジネスをしようと思ったら
なかなかハードモードじゃないかなと思います。

これに対して、おっしゃれーなマスクのつくり方を
教えるというビジネスはどうでしょうか?
機能的には市販のマスク以上になることはないでしょう。

でも、おしゃれマスクをつくれる、しているという優越性に
反応する人は一定数いるはずです。
そして、買う側もマスク1枚の値段は1円単位で気にしても
おしゃれマスクのつくり方を習う値段は
少しくらい高くても気にしないと思います。

ちなみに、先日、近畿大学が
マグロになりきれる
マグロマスクカバーを発表しました。
発表したした途端、めちゃくちゃバズっていましたよ。
(気になる方は検索してください。脱力します)

無料だからというのもあったとは思いますが、
まさに「無益」、という感じがします。

 

【明日のむらた】

今更ですが、
マグロマスクカバー、つくりました。
わざわざコンビニに行って、A3用紙にカラー印刷して。

近大の人も言及していましたが、
ソーシャルディスタンスを取れる(取られる)こと
間違いなしのクオリティでした。

ちょっと難易度高いですが、おすすめです。

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