言葉の魔法使い

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心のザワザワに「止まる」時間を

しんがきです。

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江戸時代なら一年かかる情報量に
現代の私たちは
たったの1日で触れている。
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そんな説があるそうです。

テレビ・ラジオ
インターネット
本・雑誌・新聞
仕事の資料
学校からの配布資料
街なかの広告
ポストに入っていたチラシ

それと
言葉の魔法つかいメルマガ
(この文章)も情報ですね。

今の私たちが
「一日」で触れる情報量は
平安時代の人の「一生ぶん」
江戸時代の人の「一年ぶん」
に相当するのだそうです。

それほど、日常的に
膨大な情報を浴びる
かつてない情報社会を
私たちは生きています。

この事実は
脳の処理能力が昔に比べて
上がったような錯覚をおぼえます。

でも私は、逆に
本来の脳の力が
損なわれていく感覚がするのです。
止まらない情報の渦にのまれ
脳みそパンクしてないか?
と思うこともしばしば。

読んだはずの本なのに、
内容を思い出せない。

読んだはずのメッセージなのに、
覚えていない。

目を通したはずの資料なのに、
内容がすっぽり抜けていた。

情報に目がツルツルとすべる感じ、
この感じわかる人、いますか。
(いるといいなぁ・・・)

この「脳みそパンク状態」は
脳が疲れないように
情報量を制御(脳を守ろうと)する
というより、
脳が「すでに疲れていて」
穴の空いたバケツのごとく
いくら水を注いでも
新規の情報がこぼれ落ちる状態に
似ています。

絶え間ない情報に心がザワつき
落ち着かない。

もし、そんな人がいたら
試してほしいのが
「目を閉じること」です。

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吸って・はいて
ではなく
吸って・【止まって】・はいて
=======

落ち着いているときの
人間の呼吸は、
「吸って」「はく」のあいだに
「止まる」があります。

すー…↑


はー…↓

こんな感じ。

でも、心が落ち着かないときの呼吸は
浅く速く
「止まる」時間がほとんどありません。

海辺で、波打ち際に立っているあなたを
想像してみてください。

波があなたの足元に寄せてきて
足まわりの砂をさらい、
沖へ戻っていきます。 

寄せては返す波に足を浸していると、
波が引く直前の
ほんの一瞬、波が
【止まる】のに気づきます。

それが波の「リズム」です。

目を閉じて
物理的に「情報を止める」
時間をつくることで
心は落ち着きを取り戻します。

インプット(情報収集)そして
アウトプット(情報発信)。

情報を活発に行き来させることに
価値が置かれがちですが、
もしも、
ヘトヘトに疲れた自分に気づいたら
情報収集も情報発信もしない
「立ち止まる・停止する」

時間をつくってみてください。

インプットの「目」を閉じ、
アウトプットの「口」も閉じ、
ただ、鼻でゆっくり呼吸する。

あふれる情報に飲み込まれず
穏やかな呼吸が保てる人は
吸って・はいて、の間の
「止まる」リズムを忘れない人。

止まることの大切さを知っている人です。

「止まる」から、
心が凪になる。

情報を「止める」から
心が落ち着く。

だから
この文章も読んでる場合じゃない。
スマホを置いて目を閉じましょう。

まぶたのシャッターを降ろして
情報をぴしゃりと締め出す。

心がザワザワするときは
目を閉じて
情報を止めてみましょう。

「止まる」時間も、リズムだから。

【 今日のしんがき 】

「大丈夫ですか〜?」

献血の最中
目を閉じてゆっくり鼻呼吸、
瞑想ごっこしていたら
看護師さんに貧血を心配されました。
目を閉じる場所は選ぼう。

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